外貨両替は一銭でも安く・・・
一銭でも安く外貨に両替したい!
関空で出国前に外貨に両替をする人は多いですが、その時は一銭でも安く両替したいものですよね。少しでも高いレートで両替してしまうと、多少とも気分が悪くなってしまいます。関空で安く両替できる方法をまとめてみました。
まず、関空で両替するときに、こんなことが気になるかもしれません。
関空で両替した方がいいのか。
それとも
現地で両替する方がいいのか。
米ドル、ユーロ、英ポンドは関空で、その他の通貨は現地で両替!
基本的に米ドル、ユーロ、英ポンドは、関空に限らず日本国内で両替しておいた方が有利、それ以外の通貨は現地で両替した方が良いです。しかし、現地に到着後、すぐに両替ができない場合や初めて行く場所で不安な場合などは、レートは良くないですが、現地で両替するまでの「つなぎ」用として日本で両替しておくと安心です。
関空で両替したらぼったくられる!?
関空での両替は悪くない!
空港で両替すると損だとよく言われます。確かに海外では街中よりもレートが悪かったり、手数料を別に取られたりして、「損」した経験があります。関空ではどうなのでしょうか。関空の両替はぼったくりなのでしょうか。一銭でも安く両替したい人間には気になりますよね。
関空には現在、8社21店の両替店があってお互いに競合していて、各店のレートは、基本的に同じ会社であれば、関空以外にある支店や店舗と同じです(トラベレックスは除く)。例えば関空の東京三菱UFJ銀行の両替所のレートは、同行の他の支店窓口のものと同じです。空港だからレートが悪いということはありません。
なかには、例えば、優遇レートを設けていたり(みずほ銀行など)、レート割引券を配布したり(紀陽銀行や池田泉州銀行など)と、他支店よりも関空の方がお得に両替できるところもあります。
また、街中には「甲南チケット」や「大黒屋」といった通貨によっては両替レートが良いチケットショップもありますが、銀行や両替専門店でみれば、関空だからといって不利ということはありません。逆に関空は外貨を両替するには有利な場所だといえます。
ちなみに、関空は、両替できる外貨の種類が多い点も便利です。
関空のどの両替店がお得?
関空で両替できるところ
関空の第1ターミナル、第2ターミナルで外貨両替できる店舗は下表の通りです。それぞれ取り扱っている通貨の種類や両替のレートが異なります。各店の詳細や最新情報は公式サイトで確認ください。
※五十音順
調べてみました!
各店舗の米ドル、ユーロ、人民元の両替レートを、都合10日間、不特定の時間帯に電話調査しました。概ね下の表の調査結果と同じ傾向がありました。ほぼ私のこれまでの関空を利用した経験の中で感じていた印象に近い結果でした。
(参考)平成27年10月2日13:30-13:50の各社のレート
米ドル(1ドル) |
ユーロ(1ユーロ) |
中国人民元(1元) |
|
---|---|---|---|
池田泉州銀行(通常/割引後) | 122.44円/121.84円 |
137.60円/136.90円 |
20.58円/20.13円 |
関空直営ショップ | 122.56円 |
137.72円 |
20.60円 |
紀陽銀行(割引後) | 121.99円 |
137.12円 |
20.20円 |
トラベレックス空港駅店 | 122.62円 |
138.11円 |
20.91円 |
みずほ銀行 | 122.61円 |
138.13円 |
20.65円 |
三井住友銀行 | 122.62円 |
138.17円 |
20.66円 |
りそな銀行 | 121.91円 |
136.98円 |
20.64円 |
ワールドカレンシーショップ | 122.69円 |
138.12円 |
20.56円 |
外貨両替はタイミングと運
店頭に示されている両替用のレートは、市場のレートに基づいて定期的に更新されます。その回数や時間は店舗や通貨に色々です(1日1〜数回)。市場レートが大きな変動があると臨時で更新されます。ある時点では、A店よりB店の方がレートがよかったのに、しばらくすると逆転していることもあります。
私も米ドルに両替した直後に円高が一挙に進んで、レートが臨時更新された嫌な思い出があります(損した)。外貨両替は一種の「賭け」。タイミングと「運」によるものだといえます。
関空で安く両替するならココ!
関空のどこで両替するかは、店舗の場所や営業時間、取扱っている通貨の種類などの条件もありますが、主要通貨のレートだけでみると以下の両替店がおすすめです。
池田泉州銀行(割引券利用)
紀陽銀行(割引券利用)
りそな銀行
関空直営外貨両替ショップ(割引券利用)
※割引券がないときは、りそな銀行のほか大手銀行(みずほ、三井住友、東京三菱UFJ)が無難です。割引券がなくても割引レートを適用してくれる場合もあります。ダメ元で尋ねてみて!
少額の両替なら大差なし!?
各店のレートの違いが数銭から数十銭の差であれば、数万円程度の両替では、実際の金額の違いは大したことありません。レートを問い合わせる電話代の方が高くつくかもしれない額です。大金でない限り、どこの店舗で両替しても殆ど変わりません。為替レートにもよりますが、5万円以上の両替で、レート差のメリットが出てくると思います。
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関空利用者なら、両替店よりも格安に両替できる方法があります。
⇒マネーパートナーズの外貨両替サービス
出発日まで日数の余裕がある場合に利用できます。
格安な両替方法「マネーパートナズ外貨両替」
マネーパートナーズってなに?
ちなみに、FXとは投資の一種で、米ドルやユーロ、英ポンドなど外貨を売買してその差額を利益として狙う取引のことです。「投資」と聞くと抵抗感があるかもしれませんが、外貨両替サービスの利用はFXとは関係ありません。両替だけの利用で大丈夫です。
マネーパートナーズのレートが安い!日本最安の手数料
例えば、市場レートが1ドル=120円だとすると、両替レートは銀行は123円、マネーパートナーズは120.20円ということになります。この手数料の低さがマネーパートナーズ人気の理由になっています。
平成27年9月30日午前11時時点のレート
マネーパートナーズ |
ワールドカレンシー |
関空直営両替ショップ |
(参考)甲南チケット |
---|---|---|---|
1米ドル=120.09円 |
1米ドル=122.76円 |
1米ドル=122.42円 |
1米ドル=121.78円 |
1ユーロ=135.06円 |
1ユーロ=139.17円 |
1ユーロ=138.21円 |
1ユーロ=138.16円 |
1中国元=19.88円 |
1中国元=20.66円 |
1中国元=20.61円 |
1中国元=20.55円 |
1韓国ウォン=0.1109円 |
1韓国ウォン=0.1156円 |
1韓国ウォン=0.1128円 |
1韓国ウォン=0.1146円 |
※「甲南チケット」は街中にあるチケットショップです。関空内に店舗はありません。
取扱い外貨の種類
マネーパートナーズで両替できる外貨は、米ドル、ユーロ―、英ポンド、スイスフラン、韓国ウォン、中国人民元です。
※受け取り上限はそれぞれ3,000ドル、3,000ユーロ、3,000ポンド、3,000スイスフラン、300万ウォン、15,000元。
両替はネットで、外貨は空港で受け取り
マネーパートナーズの外貨両替は、下図のように、あらかじめ同社に口座を開設し、インターネットで両替手続きをしておいて、出発日に関空で外貨を受け取る形になります。出発当日に関空で両替できるわけではありません。
出発日まで10日以上日数がある人や海外へ行く機会が多い人は、マネーパートナーズの利用検討の価値はあります(現時点で口座がなく、出発まで日数が無い場合は利用できません)。
※このマネーパートナーズの外貨両替の利用は月2回までという制限があります。
マネーパートナーズの外貨両替の流れ
口座開設は一切無料、手続きも簡単。
マネーパートナーズの外貨両替サービスの利用には口座開設が必要です。ネット上から簡単に申し込めます。ただ20歳未満と70歳以上の人は申込できません。その際に運転免許書など本人確認書類を添付すると、申し込み後2、3日で「口座開設通知書」が届きます。その日から利用できます。
また、口座開設の初期費用や開設後の維持費や管理費は一切かかりません。
口座への入金も簡単。
マネーパートナーズの口座への入金は、三井住友、楽天、ジャパンネット、みずほ、ゆうちょ、三菱東京UFJ、住信SBIネット、ソニーの各銀行からは手数料なしにほぼ即時にできます。他の金融機関からは振込手数料がかかります。
口座を作ったからといって、FXをする必要はありません。両替の予定がなければ入金も不要です。
両替は好きなタイミングで
米ドル、ユーロ―、英ポンド、スイスフランの両替は、目の前の画面上でリアルタイムで変化する市場の為替レートを見ながら、好きなタイミングで実行できます(中国元、韓国ウォンは除く。当日のレートが決まっています)。近々海外に行く予定が無くても、円高になったときにあらかじめ両替しておくということもできます。
緊急の両替、少額の両替には不向き
マネーパートナーズのデメリットですが、両替してから、空港で受け取れるまでタイミングによって、4日〜11日かかります。緊急の両替には向いていません。
それから空港受け取りには金額にかかわらず事務手数料が1回500円がかかります。このため、少額だと折角のレートの良さが生かせません。金額が大きいほどメリットも大きいです。
受け取りは関空で。関空利用者だけが利用できる限定サービス!
マネーパートナーズで外貨は空港でしか受け取れません。その空港も全国で、成田、羽田、中部、関空の4空港だけです。逆にいうと、マネーパートナーズの外貨両替はこの4空港の利用者だけしか使えず、西日本では唯一、関空の利用者限定のサービスです。利用したくても利用できない人もいます。
関空での外貨受け取り場所
マネーパートナーズで両替した外貨は、JR、南海電車の関西空港駅の改札前(切符売り場側)にある「トラベレックス関西空港駅店」(店内)で受け取ることになります。
- 営業時間は5:45〜23:30です。早朝や深夜便利用の際は要注意。
- 関空内の他のトラベレックス店舗では受け取りできません。
- 空港バスで第2ターミナルまで直行する場合は途中下車が必要です(第1・第2ターミナル間は無料バスあり)。
外貨両替の予定があって、せっかく関空を利用するのであれば、レートが格安なマネーパートナーズの外貨両替を検討してみてはどうでしょうか。
- 両替手数料:リアルタイムの為替レートに「+20銭」
- 空港受け取り事務手数料:1回500円
※両替しなければ費用はかかりません。